前回ご紹介したシンガポール料理『バクテー』はいかがでしたか？
（世界グルメ紹介Vol.2 シンガポール編）
今回は、自然と文化が両立する世界遺産大国『スリランカ』から『スリランカカレー』をご紹介します。
とろみがありニンジンやお肉などが入った日本のカレーや、スパイスを多数使用して作ったインドカレーとはまた少し違うスリランカレー。
その特徴をお教えします！！
その１【ココナッツ無しでは作れない！！】
ココナッツオイルでスパイスや具材を炒めたり、ココナッツミルクでルーの味を整えたりと、実はココナッツはカレーを作る際に必要不可欠な食材なのです。
ちなみに、スリランカでヤシの木は、道端だけでなく、自宅の庭に生えているのも普通というくらい身近な存在にあり、使えないところが無いと言われていることも！
また、スリランカのココナッツは実がオレンジ色をしたキングココナッツが主流です。
日本でよく知られている緑色のココナッツよりも甘みが強いのが特徴です。
その２【素材ごとにブレンドをする種類豊富なスパイス】
スリランカはその気候から良質なスパイスが採れることでも有名です。
スリランカカレーでは、シナモン・カルダモン・クミン・レモングラス・ブラックペッパーなどのスパイスやカレーリーフ・パンダンリーフなどのハーブを食材ごとにブレンドして使い分けます。
インドカレーでは、スパイスを油で炒めて使用していますが、スリランカカレーでは、細かく擂り潰しパウダー状にしたスパイスをミックスして使うことが多いです。
その３【隠し味はかつお出汁！？】
海に囲まれた島国スリランカでは漁業も盛んで、具材にはマグロや海老といった海鮮もよく使われます。
具材以外にも、スリランカカレーではモルディブフィッシュ（かつおの一種）を日本のかつお節のように干してフレーク状にし、スパイスと一緒にカレーに入れることがあります。
その４【美味しいのにヘルシー】
スリランカカレーはココナッツミルクや魚介類を主に使い作っているため、油・小麦粉・肉類を使うインドや日本のカレーよりもヘルシーといわれています。
また、スパイスをたくさん使っていますが、ココナッツミルクを使っているためマイルドな味になり、スパイスが苦手な人も食べやすくなっています。
その５【独特な食べ方だけど、美味しさUP】
スリランカカレーは、ライスとともに数種類のカレーと副菜（少なくとも肉魚系カレー1種＋野菜カレー1種＋副菜2種）をよそって、少しずつ混ぜながらいただきます。
また、混ぜることによって「甘味、酸味、塩味、苦味、うまみ」がより調和され、そこに「フレッシュなスパイスの風味」が足されより美味しさを引き出しています。
いかがでしたかでしょうか？？
同じカレーでも調理の方法や、使用する調味料、食べ方で雰囲気も味も大きく変化するのはとても面白いですよね♪
ぜひ、ご旅行に行かれた際には『スリランカカレー』を食べてみてください！！
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ただ、現在も引き続き入国や滞在の際に制限が設けられているため、自由にご旅行ができる訳ではございません。。。
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